着物の古布と和紙を使って、維久子さんが丁寧に手作りしている小物たち。
着物としては着られることが無い端切れも、元はお蚕さんの命から紡がれた糸。小さな欠片まで、最後まで何かに活かす道として、シンプルで美しい小物に作り変えていく維久子さん。色柄のトリミングや、色合わせなど、センスが光ります。
オーダーメイドも承ります(詳細は、このページの下部参照
「絹と和紙のブックカバー」は、お客様のご要望に合わせてオーダーメイド対応も受付けております。オーダーメイドの場合、細かく融通がききますので、まさしく世界でたった一つのマイ・ブックカバーを作ることが出来ます。
<オーダー手順>
1)本の外形サイズをお知らせいただき
2)お好きな生地を選ぶ or お好きな生地を持参いただく
3)生地の色柄の出方について要望をヒアリング
4)栞紐の色や裏打ち和紙の色目について要望をヒアリング
おおまかに、この4つのステップを確認させて下さい。
1)本の外形サイズについて
カバーをかけたいと想定している本がある場合は、本のサイズにぴったり合うようにお作りすることが出来ます。その場合は、本のサイズをお知らせいただくか、店頭に持参頂いて、採寸させていただけたらと思います。厚みのある本にはそれなりの余裕も必要ですし、薄い本なら余らないように余裕を少なめにした方が、納まりがよいので使ってしっくり来ると思います。
2)生地選びについて
絹だけでなく、綿や麻、化繊でもお作りすることが出来ます。困るのは酒袋ほども厚みがありゴワつくような硬い生地や伸びる生地。そこに留意していただけたら、お気に入りの生地を持参いただければそれでお作りいたします。
また、作家さんの手持ちの絹(古布)の生地見本をご用意する予定ですので、その中からお好きな色柄を選んで下さい。
生地の必要サイズですが、ミニマムで、
単行本:W600×H250mm
新書 :W450×H220mm
文庫本:W430×H220mm
(単行本:H205mm、表紙+本の厚み+背表紙=310mm
新書 :H170mm、表紙+本の厚み+背表紙=260mm
文庫本:H150mm、表紙+本の厚み+背表紙=240mm
の本に対応する前提でサイズ設定しております。)
3)色柄の出方についての要望がある場合
お手持ちの生地の大きさがミニマムサイズぎりぎりの場合は、申し訳ありませんが、作家にお任せ頂きたいと思います。
4)栞などのディテールの詰めについて
こちらについては色の系統をご指定いただきます。作家・竹ノ谷維久子さんは色彩感覚が非常に鋭い方なので、お客様の思うイメージをお伝えすることで、生地の色・柄・テクスチャー・厚み・本のサイズなどなど、総合的に判断して最高の組合せをいたします。却って、ここはプロの感覚にぜひお任せ頂きたいところでもあります。
とはいえ、細かく指定したいという方は、雑誌のグラフィックページなど、お客様の思う通りの色見本になるようなものをご持参下さい。ご要望は可能な限り叶えます。
ご興味のある方は、お気軽にご相談下さい。遠方の方は、お問合せのメールフォームからどうぞ。1つからでも勿論OKです。通販対応も致しますよ。