店主が暮らす福井県は、平地のもの、山のもの、海のもの、全てが美味しい土地柄。豊かな自然が自慢の土地柄。その土地の海水を使って、伝統的な平釜炊きすること10日間。不純物を取り去りながら、ゆっくり煮詰めていくので時間はかかりますが、ミネラル豊富でまろやかな味の塩が出来上がります。釜炊きを終えて残った水分を更に天日干し。ぱらりとした塩に仕上がっております。甘みのつよい、素材の味を引き立てる最高の塩です。
(注目!)ミネラルの含有量に注目です!スーパーの店頭でぜひ一般的に目にする塩の成分表を見てみてください。この含有量はなかなか見られない数字。まろやかな味の秘密。
160g、ファスナー付きの袋です。粒が大きめで甘味がある塩。肉魚にパラパラするとシンプルなのにとても味が深くなります。※3包同梱可能。4包以上ご注文の方は、別途追加送料を申し受けます。
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角鹿(つのが→つぬが)は敦賀(つるが)の古い呼称で、遡ること日本書紀の時代。日本書紀は神話よりも歴史記録の一面があるので、昔あった話なのでしょうが、記述が短く簡潔なので、ちょっと不思議テイストを含んでいるそうです。
海沿いの若狭(小浜の辺り)は港があり、塩づくりも盛んだったようです。宮廷へ塩や魚を納品する「御食国(みけつくに)」だった若狭のお隣が角鹿。若狭のような記録がないので、大きな産地ではなかった模様。
時の大臣、平群真鳥(へぐりのまとり)には鮪(しび)という息子がおり、影姫という恋人がおりました。この影姫に、武烈皇子が横恋慕。不幸の始まりとなります。
皇子は一生懸命アプローチするも、鮪も黙っておらず応酬が繰り広げられる訳ですが、影姫の心が鮪にあると気づいた皇子。嫉妬とままならぬ怒りから鮪を処刑。大臣一家を謀反の疑いありで討伐を命じます。
大臣も、権勢を誇り過ぎて越権行為の横行がひどく、目に余るほどだったのも成敗の一因と言われております。
息子を殺された平群真鳥大臣は、せめて恨みを晴らしたく、死ぬ前に海の塩に呪いを掛けます。自分は死んでしまえば晴らせぬ恨み。ならば塩に呪いを込めて、なんとか恨みを晴らしたいと思ったのでしょう。
数え切れない場所を挙げ連ね呪った際に、角鹿の名前を挙げ忘れた、それが由来となり「角鹿の塩だけが呪われていない塩、天皇が口にしてもよい塩」となったそうです。もしかすると、挙げ忘れるほどに、塩の産地としては特殊な土地だったのかもしれません。
ということは、「うっかり呪い忘れた塩」の方が正しい言い方かもしれませんね。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉の国から戻った時に、海の水で体を清めたことから、塩には清め祓う力があると信じられるようになりました。お葬式から戻ったら、振り塩で清めてから家に入るのも、この神話に由来した儀式。
例えば、嫌な事が続き、悪い縁を断ち切りたい時。例えば、何となく悪い気をもらってしまったなと感じる時。例えば、場を整え清めたい時。盛り塩、振り塩、塩風呂で浄化してみてください。自分なりのジンクス、おまじない、儀式を行い、願い、そう成ると信じ切れたら心の揺れが収まるはず。
わたくし自身、実店舗をやっていた時、たくさんの方に会う中で、たまに肩や背中がずっしりと重くなり、気分が悪くなることがありました。科学的な説明は不能ですが、悪い気をもらったなと思ったものです。そういう時に振り塩をすると、体がふっと軽くなりましたから、塩には何かしら力があるとわたくしは信じております(ぜひお試しください
メーカーさんにヒアリングしたところ、就業継続支援A型事業所「株式会社LABwel」の皆さんに検品などの一部業務を委託されているそうです。事業所の就労者を支援している方から、なかなか生活出来るレベルの報酬がもらえない、そもそも仕事がないと聞いたことがあります。個人的に、事業所の利用者さんにお仕事お願いするメーカーさんが好ましく思いました。