唐塗と紋紗塗のお皿 6寸皿と3.5寸皿

●6寸皿

6寸皿の朱

こちらの木地は木の粉を樹脂で固めたものを使用しております。

サイズ:∮180×H21mm 


※天ぷらなど、熱いものをのせる時は、一枚懐紙を敷いたり心掛けていただくとよろしいかと思います。

¥16,500

  • お届け日数:1~3日1

6寸皿の白

こちらの木地は木の粉を樹脂で固めたものを使用しております。

サイズ:∮180×H21mm 


※天ぷらなど、熱いものをのせる時は、一枚懐紙を敷いたり心掛けていただくとよろしいかと思います。

¥16,500

  • お届け日数:1~3日1

●3.5寸皿

小皿の黒

こちらの木地は木の粉を樹脂で固めたものを使用しております。

サイズ:∮108×H20mm 

¥13,800

  • 在庫あります
  • お届け日数:1~3日1

小皿の赤

こちらの木地は木の粉を樹脂で固めたものを使用しております。

サイズ:∮108×H20mm 

¥13,800

  • お届け日数:1~3日1

小皿の青

こちらの木地は木の粉を樹脂で固めたものを使用しております。

サイズ:∮108×H20mm 

¥13,800

  • お届け日数:1~3日1

小皿の朱

こちらの木地は木の粉を樹脂で固めたものを使用しております。

サイズ:∮108×H20mm 

¥13,800

  • お届け日数:1~3日1

小皿の白

こちらの木地は木の粉を樹脂で固めたものを使用しております。

サイズ:∮108×H20mm 

¥13,800

  • お届け日数:1~3日1

店主の好きな津軽塗は、唐塗の他に紋紗塗も有名。紋紗塗は一見ざらざらとして見えますが、触れてみると平滑。艶のない黒と艶のある黒の組合せで模様を浮き立たせる渋い技法です。

 

唐塗が分かりやすい華やぎとすれば、紋紗は渋好み。ぱっと見では分からないけれど、ふとした時に「ハッ!」とするような、隠れたところに派手がこめられているような、紋紗塗はそういうイメージ。

 

木村正人さんは、紋紗が得意な塗師さんでもあり、訪ねた時に見せてもらった器が、何しろ見事な紋紗塗だったもので、紋紗塗の器もぜひ塗ってもらいたいと思っておりました。

でも、唐塗と組み合わせて、となった時に、木村さんに「え~合わせるの?」と嫌がられたのを思い出します。

同時進行で同一技法の色違いならまだしも、仕上げ方が違うので、段差が出来るのです。

紋紗塗は、ただでさえ凹凸が繊細で、ちょっと磨き過ぎると独特のテクスチャが吹っ飛んでしまう。唐塗も程度の差はあれ、凹凸を磨き出して作る模様です。

あっ!と思った時には終わるような、そんな繊細な細工を合わせ技でと言われ「え~!」と声が出たこと、今なら凄く分かります。

何で紋紗なの?と聞かれ「箸がカツカツと当たる面は、傷が目立たないようにしたいし、いつものさば味噌が、やたら美味しそうに見えるお皿になればいいと思っていて…」

 

「さば味噌か」と木村さん。

 

紋紗にどうつながってるのか分からない話になり、「この人夢見がちだなー」と可笑しかったでしょうね。(それ以来、どこか兄のような木村さんです。)

 

普段使いするお皿、主菜が美味しそうに見えて、傷がつきにくく、いつまでも美しいお皿を作りたいという意図はちゃんと汲んでいただけて、ご覧の通り、美々しくもしっかりしたお皿になっております。

紋紗の細かい凹凸が、光を柔らかく弾く様子が素敵な一皿です。