私の趣味は、実益兼ねて、洋裁。
中学の頃に家庭科の授業でスカートを縫ってから、下手の横好きで趣味に連ねてきた洋裁。
病気して急に太って以来、ダイエットとリバウンドを繰り返し、若年性の更年期でますます巨大化して今に至る。既製服のデザインは、流行りがハマらないとどれも選べず。大きなサイズは、入るけれどもどこかが緩く、そのだぶつきが太さに変換され。太っているからみっともないのは仕方がない、と諦めるのも屈辱的。
デブなりに、おしゃれはしたいとなれば『やはり作るしかない』という発想に至って、ここ10年は、型紙の本を読んで既存型紙の寸法をカスタマイズしたり、一から型紙を起こしてみたり、段々上手になって外へ着て歩けるものが増えております。
生地は日暮里トマトで見切り品から選んで来る感じ。これは¥100/mで3m買ったから生地代は¥300なり。
思ったよりスケスケな生地なので、縫う時にスルスル逃げて少し苦労しましたが、ミリを追っかけるようなデザインでもないので、大らかにミシン掛け。
袖をラグランスリーブにして、肩のラインをボディラインに沿わせたのが今回のポイント。ギャザーでみぞおちからお腹に掛けてのラインを誤魔化し、首から肩にかけてスッキリさせることで、少しでも痩せて見えたいという願望が詰まったデザイン。
今回「三つ巻押さえ」なるものを導入。
背中側にくるリボンタイの端を三つ折りしてみたんですが、逃げる生地で作るのは難しかった・・・逃げない生地でもコツがいる道具で、まだ、掴めません。
アイロン前の撮影なのでシワやツレが気になりますが、数回洗濯してアイロンも掛ければ、縫い目もだいぶ落ち着いてくれる予定。
仕上げたらすぐ別なブラウスに仕掛かり中。
薄手の綿で、今回は身頃にフリルたくさんつけて仕上げたいなと妄想。
こんなに次々作る必要は無いのですが、ジッとしていると現在お悩み中のことをグルグル考えちゃうもので、作る行為に没頭することで現実逃避。
来月、テナントの更新があるのですが、コロナ明けで空気感が変わってきた気がする一方で、数字は変わらず。このまま本当に続けるのかどうか、正直不安になるもので、悩む訳です。地方の取引先に連休の様子を聞けば「人出は多かったが売上は伸びず」とどちら様も苦戦継続中(切ない現実です
先週テルゾさんに
「何でそんなどうでもいいこと考えるの?(意訳」
「やりたいことあるなら、やるにはどうするか考えなよ(意訳」
と言われて気分上がっていたというのに、現実問題を考えると、気持ちは行きつ戻りつするもの。
先の事でもうひとつの悩みは、これからの品揃えについて。
コロナの間、体力のない個人商店として、何とか維持継続を考えて「定番重視」で、安定的に売れる「消耗品を補充」で生き延びたところがあるのですが、コロナが終わる頃合いなので、そろそろ総入れ替えの勢いで、「刷新が必要」かなと感じております。やるなら大胆にした方がいいという判断が、浮かんで仕方がないのです。
前からコロナはいつか終わると考えてはいたのですが、それが2022年内で終わると予想していたのが外れ、そのままコロナが終わる実感も持てずに来たもので、おや、空気感が変わってきたかな?と感じ始めて慌てている、といったところでしょうか。それで、こっちの方向へ、というのがまだしっくりと心に降りて来ずに、モヤモヤしているところ。
何かに集中しながら、思考を整理・・・と思って服を縫い始めたら、結論に向かって思考するどころか、大きな判断をするのが怖くて、作業没頭で現実逃避をし続けているという。。。。本当に気が小さいな、と思いながら、時間が掛かるなら時間を掛けてぐるぐる考えるしかないな~とも思います。
この調子だと、5月末までこの調子で趣味の洋裁がはかどって仕方ない予感です(苦笑
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うさぎ (金曜日, 02 6月 2023 12:21)
hen hao kan de yan se !