来年の手帳

サラリーマン時代はほぼ日手帳ユーザーで、

1日ごとに書き込めるスペースが多い手帳でした。

当時は自己啓発本大好きだったし、

自分が主体となって、仕事やプライベートを

コントロールする生き方がカッコイイと思っていたし、

成功への近道だと信じておりました。


だから、自分の時間を管理することに疑問を持たず、

効率を重視し、いま楽しくなくとも、

将来笑うために苦行頑張る的な時間の使い方をしていたと思います。

「to doリスト」を書き出して、

その日に出来ないことがどんどん膨らみ、疲れていく。

 

いつも出来ない自分に意識が向くし、

気持ちも追い詰められていく。

 

精神状態は姿かたちに出るものだから、

30代の私は疲れた顔したおばちゃんでした。

起業して、今は小さな小売店。

美容師やマッサージ系みたいに、

予約ありきでお客様の時間に縛られることもないもので、

予定を埋める必要が無くなると、手帳も変化。

 

それでも、通販の発送業務や入荷予定の管理が必要と思っていたから、

「月間+週間予定」が書き込めるような手帳を使っていたのですが、

見返しても空白だらけなのに気づき、今は「月間予定のみ」にサイズダウン。

業務は『デジタル化』出来てるから、手書きメモは不要だった、、、

月間予定も、実は不要なんじゃなかろうかと思い始めており、

来年の手帳はもう買わないでおこうかと迷い始めております。


これって、私の社会人生活を振り返ると、

考え方や行動の根本的な部分での変化なもので、

密かに「おお、おおお~」と驚き中。

 

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スケジュールは、スマホで管理も出来ますから、

手帳もすたれていくのかもしれませんね。

紙が好きな私としては、若干寂しくありますが、

紙媒体への記録の機会が減る傾向は否めないかなと思いました。