美彩さんの新作「牛頭鬼と馬頭鬼」
罪人を情け容赦なく責めさいなむ、地獄の獄卒。
「そろそろ、干支ものをお願いしますね」と言ったのはわたくし。
それでどうして獄卒氏?と思ったのですが、多分、牛、丑、うし、ウシと考えて、するっと浮かんじゃったんでしょうね(笑
元々、美彩さんはちょっと怖い雰囲気、妖怪や魔物の世界もお好きですから。
牛頭馬頭(ごずめず)という四文字熟語は、厳しい、情け容赦ない様子や人を表す言葉。
冷たい印象も受けますが、そこには「悪を許さない」という前提があります。冷たいというより、熱い思いですよね。
「悪」は人ごとに、定義も違うでしょう。
でも総じて、好ましくないものや状態ですよね。
コロナ禍で右往左往した今年、もうこんな状態はそろそろ開けてもいいのではないかと、思い始めているわたくし。牛頭鬼と馬頭鬼に、いろんなものを「祓って」欲しいなと思います。
干支の仕入れを始めたり、そろそろ来年はどうなるかを考える季節になりました。今が底と思い、良くなる未来しか想像できない、そんな風に、年末までの残り時間は、明るく過ごしたいなと思います。
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