福井の実家から、鯛が送られてきました。
コロナの影響で、仕事が吹っ飛び中の弟が、趣味の海釣りで大漁だったようで、一尾送ってくれたのです。ありがとう。
ま~、立派な鯛で、手のひらサイズを越えております。
身の厚みもしっかりあって、さばくのが下手な私でもさばきやすそう。
この頃、毎晩寝る前に癒やされたくて見ているYou Tubeチャンネルが海と魚に関するこちらの2チャンネル。
スイチャンネル sui-channel
スキューバの潜水動画なのですが、港の海底掃除や海の生き物観察が楽しみで見ております。透明度の高い水と魚の群れを見ているだけで、自分が海に融けた気分になります。チャンネル主の方が、海底掃除の中のキャプションで、釣りを否定しないし、レジャーとして楽しんで欲しいという内容を流しているのですが、その文言が自制の利いた素敵な言葉遣いで、この人は本当に大人だし、中道であろうとしているなと、人物も好き。
へんな魚おじさんの寝言【Weird Fish Dude & Beard Brother】
可愛げたっぷりなおじさんの容姿と方言の音感が魅力。おじさんは魚に詳しくて、その魚好きが伝わってくるもので、こちらも感心しながら見ているうちに、自分もおじさんみたいに魚をさばいて食べてみたいなと思うようになりました。相棒の髭の兄貴との掛け合いが人気です。動画コメントに多いのが「何でおじさん同士の絡みでここまでほのぼの楽しめるんだろう??」分かる、私もそこが不思議。さかな市場で隣同士のお店みたいですが、江古田の商店街のお店同士みたいだなと感じる親しげな雰囲気も好き。
自分の食生活を振り返ると、魚は切り身。
丸ものの魚をさばく機会は皆無。
実家にいた時は、父が魚好きで、毎日何かしら魚が食卓にのぼりました。
福井は海が近いし、当時は鮮度の良い魚が安く手に入ったし、母が料理上手な人だったから、ぶっといブリやら何でもさばいて、刺し身に煮付け、塩焼きなど、生に加熱料理と美味しい毎日。
そんなところで育つと、食べる専門で、さばくのはちっとも上手にならないんですよ(ホント
都会暮らしだと切り身生活ですから、上手になる予感も無いしで50代。
変おじの動画を見るうちに、やってみたいなと思うようになりました。
そこへ、弟から鯛大漁のお知らせ。
実家で余っている出刃包丁を同梱してもらって、今回チャレンジ。
蓋を開けて、おっきいなーとしげしげ観察。
魚の造形も、美しいですね。目がきれい。
ぬめりもなく、生臭みもなく、鮮度がいいなという印象。
以前は、頭が落ちていない魚は触るのが怖いと思っていたけれど、きれいな姿を見ていたら、『きれいに平らげるぞ!』と妙な意欲が湧いてくる。変おじのおかげもあり、魚の骨格や構造を思い浮かべながら、刃物を入れる場所を探って、すっと切れる感覚を味わい、繰り返すうちに上達しそうな手応えも得られました。
身はそこそこ使い数品作り、アラも味噌汁に。
捨てたものはエラと内臓とヒレ。よしよし。
次はヒレをもっとちゃんと擦って洗わないと(アクが凄かった
また、弟が送ってくれるというので楽しみ。
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釣りになんて行っていられないぐらい、音楽活動がまともに出来る状態に、早く戻りますように。
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