緑の手、ならぬ茶色い手のワタクシ。
枯らしかねないので要注意。
毎年、年が明けると、クロネコヤマトのドライバーは、何故かアマリリスの球根売りに変身します。毎年の事なので、毎年ひとつ購入しておりますが、今年は初めてまともに咲かせることができました。
(枯らしたのではなくて、上手な友達にプレゼント)
買った時は、温度調整して育てた球根なので、水やり1回して放置しとけば、室内ですぐ芽吹いて咲くと聞いていたのですが、芽吹かず。
3月になっても芽が出る気配もなく、もしかすると、水腐れしちゃったのかな?と心配しながら放置。
当店、店内にずっと居ると分かるのですが、土間コンクリート打ちっぱなしのテナントなので、寒いんです。エアコン稼働していない夜間はきっと寒いんです。
4月になって芽が出てきて、そこから伸びるの早いこと、早いこと。
すらりと伸びた茎の先、蕾は小さく見えていたのに、開いたらでっかいという不思議。
4つ蕾があって、一度に咲かずにズレて開いていくんですね。まずは対角に1日置きで開いてきました。花弁は薄く緑色を感じる白で、雄しべのカールがエレガント。
以前「世界で一番美しい花粉図鑑」を借りて以来、花の構造にも生物学的な理由があることを知り、よく観察するようになりました。
例えば、自家受粉しない植物は雌しべと雄しべの距離が遠い/雄しべと雌しべの成熟時期がずれる、など、観点を知ることで、見える情報が変わる事ってありますよね
この場合の「観点」とは、今のところの事実や基礎を指します。(時代で変わるものや新発見で変わる事もある)
観点が無いと、事実が分からないから事実に根拠を求められませんから、見聞きした時の印象や感情が優先されて、結果、判断を誤る事があります。
勉強する、知識を得る事は、本当に大事なことだなと、大人になってから勉強の価値が身に染みる、、、
加えて、新発見などで事実が変わることもありますから、自分が正しいと思っている事を疑って見る必要もあって、知識をアップデートすることも大切(そして、それがまたなかなか難しい、、、
ちなみに、そんな訳あるかい~と笑っちゃう「東スポ」「虚構新聞」的なものを楽しめる余裕も、そういう知識を持ってればこそ楽しめると思いますから、やっぱりお勉強って、人生を360度楽しむために、とことん大事だなと思うのです。
同じ事も時間を置いて見ると違う発見もあったりするから、繰り返し学習も意味あると思います
ということで、アマリリスの花をたっぷり生で観察した印象がはっきりしているうちに、
図書館再開したら、もう一度「世界で一番美しい花粉図鑑」を借りて、隅々まで眺め倒したいです。6月から図書館再開、楽しみです。
(図鑑は高くて手が出にくいので、図書館利用おすすめです)
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