そのひとのベース

近所の「えこだの山賊」さんに相談にのってもらっている事があり、ついでにまとまった時間雑談をする中で、自分と山賊さんとの違いに目が向いております。

 

何を学んで来たか、どんな業界で働いてきたか、そういうのの積み重ねがお商売へ対する発想や対応の仕方の違いになっているのがよく分かるのです。

 

特に意識高い系の会話を繰り広げている訳ではなく、どちらかと言えば、日々のおばちゃん同士の雑談に近い会話を繰り広げているのですが、

 

自分に足りないところに気づかせてくれますし、こだわっていた事柄が単なる思い込みと固執でしかないと気づかせてくれたり、山賊さんは刺激的。

 

山賊さんは物流業界での経験がベースにあると言っていたような…

 

私はずっと内装デザインがらみ。家具メーカーと建築業界がベースにあります。

 

お互い、今は店売りと通販の物販やってますが、発想にやり方、判断、対処法など、中身が全然違うのです。

 

多分、同じ商材を扱ったとしても、全く違ったアプローチの仕方をするので、隣り合って店を出してもお客様に同じものを扱ってる店だと気付いてもらえないかもしれません(笑

 

「ヒットする商品を売る」ということの解釈が、二人全然違っていて、別れた後に繰り返し思い返しております。

 

私の場合、『ヒットする商品=私が惚れ込んだ商品』

山賊さんのは『お客様が欲しいと思われる商品』

 

惚れ込む程に360度各方向からチェックして、これこそは!と思うものを販売する→間違いない商品だから長く愛用してもらえる→リピート型のヒット商品。山賊さんは、今お客様が欲しいと思うようなものを販売、という感じでしょうかね。見ているタイムスパンが違うのが一目瞭然。

 

そして、自分の我の強さ、改めて自覚しました(苦笑

だけど、相手に自分の我を押し付けていると言い換えたら、なんてうざい/感じ悪いんだろうな、うちのお商売ときたら(笑

 

 

どっちの視点も入れて、バランス良くやらないと行けないのに、私は自分が好きな方向へ偏っているなと気付きました。(うちが儲からないのは、短い時間で回収できる商品検索が苦手なんだと気付き、結構愕然です)

 

 

来年以降の自分進化キーワードとして

「虫のように生きる(行動する)」というのをあげていて、回りのお店の方から「虫ってどゆこと?」って怪訝そうな顔をされているのですが、そこに「山賊風味の強化」と並べてみたら、どっちも『我を薄める方向性』でやっぱりわたくしの中では一本線の上にあると分かり、独り合点中。

(虫は余計な事を考えず、餌の種類も単純で、それしか食べないから余計なものに興味を持たず、「まっしぐら」な生き方。余計をそいだシンプルさを思い浮かべております)

 

来年は更にシンプルに生きていくための勉強がはかどって、楽に楽になっていけそうな予感です。