秋分の日、お彼岸の中日ですね。
このところ、頭の中を占領されていた曲があります。
アニメ好きな方ならご存知かと思いますが、ランティス系。エンディングテーマで流れてきたこの曲を聞いた途端、ある空気感を思い出してしまい急降下。
頭の中で曲がリピートされるたびに、どこかが痛む感覚。
ちなみに、死に別れる話でした。
死ぬ覚悟がついている同士なので「先に逝きやがって」と悲しみを飲み込むエンディング。淡々とし過ぎで、わたくし的には消化不良。そもそもバッドエンドが苦手です。
私は自分の「死」は怖くないのに、周りの人が死ぬことが怖くて仕方ありません。大事な知己の死=私の孤独の種。中二病っぽい言い方ですが、私なら、孤独で死ねると思います。
中国整体のA子さんにこの話をしたところ、秋分で、夏に比べて陰の気が強くなってきているから、普段は気にも留めない暗い思いが浮かんできても、仕方がないのだそうです。
そんなこともあるのかなと思って聞き直してみると、死を悼むよりも、生きていた時に過ごした時間を愛おしむ歌だなと印象が変わりまして、ようやく、頭から外せました(10日ほど占拠されてた、、、
もう会えない、声が聞けない、笑いあえない、それが一番寂しいこと。どこか遠くでもいい、生きていてくれたら、それだけでいいと思います。親戚や友達、何人かを亡くして至った気持ち。
みなさまも、大事な方のためにも、まずはご自身の健康第一で。笑顔で過ごすことを楽しんでくださいね。
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誰かを偲んで飲む盃に、金継ぎ職人「こまや」さんの拭き漆の盃どうぞ。
途中の工程で錫の粉を蒔いているので、木目に沿って静かに光ります。サテンのよう輝き。
錫自体は銀色ですが、飴色の漆を通してみると真鍮のような金色になります。
その色を見ていると、心が凪いでくるようです。
使う内に漆が透けてくるので、どんな景色になるかも楽しみな盃です。
※在庫2点あります。ペアで贈れます。
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