先日の積雪で、アパートの屋外水道が凍り、洗濯機が使えないのでコインランドリーのお世話になっておりました。
中々気温が上がらず、氷も溶けないようで水が出ない日が続き、そろそろいいかなと洗濯機に水を注水してみたところ、蛇口とホースの接合部分から水が漏れて噴水化。
どうやら、凍りついた時に蛇口に亀裂が入り、そこから水が漏れている模様。滅多に無い出来事に遭遇し、頭の中が真っ白です。
不動産屋に電話をして、すぐ来てくれと頼めば済む話。だけれど、家の中があまり整頓出来ていなかったもので、これを修理の方に見られたくないな~と思い、躊躇してしまいました。
これが夜20時の頃合い。
夜だし、今日は疲れたし、お腹が減っているし、明日掃除をしてから電話しようと自分への言い訳が湧いて出るばかり。
そこから1週間グズグズして、コインランドリーのお世話になりながら「私と来たら、何をやっているんだろうか?」と馬鹿馬鹿しくなりました。
たった1回会うか会わないかの見知らぬ修理業者さんに恥ずかしさを感じて、暮らしやすさを犠牲にしているのが今の状態ではありませんか。
(その前に、掃除しろ、自分)
(いやいや、掃除したところで、乱雑な部屋なんだから諦めなさい)
それで、不動産屋の前を通った時に相談したところ、「実は業者が忙しくて、そのぐらいの仕事ではすぐに来てくれないから、あなた自分でやってみませんか?」とのこと。
気負って行ったのに、すぐに来てもらえないという新たな事実。
修理屋さんが「そのぐらいでは」動いてくれないというのはどういうことなのかしら?とちょっと嫌な気分になりました。一方で、「え、そのぐらいの事なの?簡単なの?」と気持ちが動きました。
このまま時間を経過するのは不便の上塗りだからと、やり方を聞いてDIYしてみることに。
教えてもらった部品を購入し、近所のお店の方に工具を借り、やってみたら本当に簡単に部品交換完了。
やってみたら納得の「そのぐらい」でした。
ピカピカの蛇口を見ながら、修理に来てもらう側は自分では出来ないからと思っているが、業者さんにすればこんな簡単なことで行ったり来たり時間は掛かる、作業時間は5分でも出張費用を請求した途端に、助かったけど高いと不満を言われるという場面が浮かんできました。やっぱり、人が嫌がるには何かしら理由があるものなのでしょうね。
そして、修理する側の立場で考えると、修理現場の作業環境が気になるだけで、家の中の生活感溢れる状態なんて気にならないはず。自分に置き換えてみても、相手に興味がなければ、その相手がどんな場所でどんな風に暮らしていても、どんな趣味だろうがどうでもいいなと思いますもの。それに、相手の方の方がたくさんの家庭から仕事を請け負ってきていれば、私ぐらいの乱雑さなんて見慣れているに違いないのです。
自分の自意識過剰さに、笑いが出てきました。あははは。
でも、こんな思考回路で、変な我慢をしている人は多い気がしますよ。
だから、我慢できる不便だからいいと自分を騙すことなかれ。
不便を解消して、心地よく生活した方がいいですよ。
ひとまず「いつも真面目に掃除しなさいよ」と、自分に言い聞かせております。
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