来年の手帳

12月の声が聞こえると、手帳の乗り換えと、年末年始の営業について考えるタイミング。

 

以前は「ほぼ日手帳」を使っておりましたが、ここ数年は、星読みの石井ゆかりさんの「STELLAR DIARY」を使っております。最近は、もっと薄くて小さくてもいいのかもなと思い始めているところ。

 

私の年頃ともなれば、社内で偉い人になっている友達が多いお年頃。社長、役員、部長・・・そういう友達と会う時に気が付きましたが、ほぼ日みたいな「分厚いもの」を使っている方は今では減少傾向。昔はごついのクラッチバッグみたいに抱えてたくせに、スマホや薄い手帳で管理しているではありませんか。

 

「社内の予定はOutlookで社内共有されてるから、そこに集約しているし、覚えきれないほどの予定は組まないようにしてる。だって、回せないってことは破綻してるってことでしょ。」

 

「で、手帳には誰かと会う予定、外部との予定を書くことにしていて、ひと月分のカレンダーがあれば、そこに書き込むから足りるかなー。逆にそこから溢れるほどの予定書くようだと、時間的に無理があるって分かるから断るか、リスケする。」と言われ、「なるほどー」と思ったことがあります。

 

自分が「ほぼ日手帳」を使っていた時を思い起こすと、重たいスーツケースと共に海外を行き来する生活でしたから、ほんとは裏紙に週間予定や月間予定を書いて持ち歩いた方が、軽くて便利だったんじゃなかろうかと思います。


今年の手帳を振り返りながら、書き込まれていることは「取引先との打合せ」「商店街の仕事」の2種類。プライベート少ないなと思うのですが、今はどこかへぷらぷら遊びに行く事よりも楽しいことがあって、それに時間を割いている結果が見える化されているだけなので、プライベート寂しいなと思うこともなし。

若い方で、予定が埋まらないと自分の人生がつまらない状態だと判断する方がいらっしゃいますが、それ大間違いかもしれませんよ。やりたくてやっている仕事は楽しいし、趣味に近づいていきます。仕事だから、たくさんやって儲かっちゃったら、気分いいですよ(笑)やりたいことは、つまりプライベートな予定と同じ質、と思います。

 

年間で決まっている予定を、来年の手帳に書き写すことしばし。

支払いリミットはここ。

商店街の役員会はここ。

この辺りで○○を仕入れる、などなど。

 

今年の手帳を見ながら、どうもここの月は○○だなー(だからこうしよう)とか、今年のこの辺りは苦しかったけれど要因は○○だったかな(分析してみる)そういう振り返りタイムにもなります。開業当初は水曜日が定休と決めていたのですが、今は概ね水曜を軸に不定休。固定予定を書き込みながら、休む計画もするタイミング。

除夜の鐘を聞く時よりも、手帳の乗り換えをしている時にわたしは未来を考えるようです。


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画像の後ろに見える、A1版のカレンダーは実家の津軽民謡教室の発表会の時の舞台写真をカレンダーに仕立てたもの。包装を開けて「うわ~、マジか~・・・」と思いましたが、1年お世話になりました。