愛の水差し波々と

人が何か決意し、行動へ移そうとしている時に、決意を語る方っていますよね。

その方に向けて、「頑張れ!」と応援を前面に出す人と、「そんな簡単じゃないよ、○○しないようにしないと」と注意喚起する人と、2パターンの対応があるかと思いますが、わたくし、ある時から注意喚起は、ほぼしなくなりました。

 

それは、開業をするとなった時に、友人知人から受け取った「心配から生まれる」愛の言葉がきっかけ。愛から生まれた言葉ゆえ、受け取るのですが、水を差された気分になりました。

たくさんのネガティブな言葉をもらい、それをたくさんはねのけて開業したもので、それ以来、心配から生まれる言葉は「呪いのよう」だなと思っております。

 

自営業の先輩など、実際、同じことを経験した結果の言葉を発している方は、具体的に、ディテールのある内容について注意喚起をして下さるので、こちらは非常に参考になりました。

 

リスクがどれだけあろうとも、やりたいと決めて行動を始めた方は、他人には失敗が見えていても、自分が体験するまでは腹落ちしません。(店主体験談)



本を読んで分かった気になっても、それは現実では無い訳で、本を読んで成功するなら、世の中から失敗という言葉は無くなり、誰もが成功者となり、そっち系の悩みは消滅するでしょうね(笑 そうなって欲しい気持ちでおりまするよ

 

 

自分に夢中な最中の人ですから、「あなたと私は違う」という感覚が奥底にありますから、余計に反応して人間関係がこじれかねません。(店主体験談)

 

 

これは、あの人は止めておきなさいと言われても、恋に落ちる気持ちと一緒。亡くなった愛しい人を、いつまでも忘れられないのと一緒で、諦めきれない心が強いうちは、そこへ進むための推進力しか心には無い。

 

 

 

その心配は、その方の失敗や不幸の経験を投影した言葉。

あまり楽しいエネルギーを感じないのは当然。


それ以来、まずはどうしたいと思っているのか、

その方の妄想を聞いてから、対応を考えるようになりました。

そうすれば、具体的なことを考えているのか、

抽象的にがんばると言っているのか、分かりますよね。

 


具体的なら、「私の経験なんだけど、

〇〇も考えといた方がいいですよ。私知らなくて困ったもの」

みたいな流れで会話すれば、相手が知りたいことがあれば

聞いてくるし、お互い有意義な心の交流になります。

 

 

私が話せるのは、私の事だけ。

私が知っているのは、私の事だけ。 

 


抽象的に頑張らなくちゃ!と思っている方には、

勢い炸裂、加勢的な言葉を浴びせて、応援、応援!

 

 

やる気でいる人は、やるのだから、

本当に成功することを祈るなら

ブレーキは不要だなと思うようになりました。

 

 

ただし、ちゃんと相手のいる段階を見ながら、

厳しい言葉も伝えるのが愛。

その時は、当人も自覚している頃合いなので、

ザックリ、パックリ心を切り裂かれて

ショックを受けると思います。

 

 

伝える側も、痛かろうと思います。

 

 

言葉を投げられた側は、その傷を舐めたら

その分成長出来ますから、わたくしは、

厳しい言葉も心で聞ける人間になりたいと思う訳ですが、

修行が足りず、カッとすることがまだ多いです(苦笑

 

 

精進しないと。