昨日は、薬剤を使わず安心安全な木のうつわを作り続けている「TOMATO畑」が、環の店頭にやってきました。
薬剤を使わないで作るということは、作る過程の話だけではなく、材料の生育過程にも及び、トレーサビリティのしっかりした調達も含むということを聞いて、
TOMATO畑のモノづくりが、やろうとしても、実は簡単ではないということを、知っていただけた方も多かったかと思います。
外国が各国独自で調査している食器の安全性試験で、TOMATO畑は17ヶ国でNo.1の評価をもらっているのも納得できます。
樹種は分かっても、その木材が低ホルムアルデヒド材かどうか、加工されてしまうと見分けがつかなくなる→低ホル材からのホルムアルデヒド溶出に関する情報など、知っておいて損はない情報もたくさんありまして、店主メモっていなかったから、今一度TOMATO畑のHPを読み直さないと、と思った次第。
ドイツ発のシュタイナー教育を推進している教育施設への納入は、ドイツ本国からドイツ語でオファーがやってきて、ドイツ語が出来ない田中さんは「はて?」となっていたとか、そういうちょっと微笑ましい裏話も聞くことができました。
そして、製作については、伝統工芸なんてわざわざ呼びならす以前から続いてきた、環境にダメージを与えることのない製法で、アナログだけれど人の手しか作り出せない「職人技」。
諸事情あって、現在、生産休止中。
現在庫が無くなったら、終わってしまうのかと危ぶんでおりました。
経営判断としては、代替商品を探さなくてはいけないということでリサーチするも、TOMATO畑の代替商品は見つかりませんで、正直、思い悩んでいたのです。
でも、昨日、代表・田中秀樹さんから、来年にはTOMATO畑の「新たな生産体制が整いそうです」とお知らせをいただき、またお客様にご案内出来ることを喜んでおります。
良かった(笑
それにしても、昨日の寒空に、店の引き戸を取っ払いで、ほぼ屋外の状態で終日店頭に立って下さった田中秀樹さん。トイレ休憩もさせずにこき使った店主に、また江古田に来てみたいのお言葉。
今回、予定があわず残念だった方は、来年また機会を作りますので、お楽しみに。
※まずは使ってみて下さい。
TOMATO畑のお椀
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