知らず、随分とブログを放置していたことに今更気づく。
店主は以前、赤羽に10年ほど住んでおりました。
清野とおる「東京都北区赤羽」という漫画が深夜枠のテレビドラマにもなった漫画があるのですが、まさにあの漫画に出てくる「居酒屋ちから」の近くで、オンタイムであの漫画に描かれていた赤羽を味わっていたひとりです。
今はもう無くなったと思うのですが、アーケード街に韓国惣菜屋さんがあって、そこで買うものが何でも美味しくて、おばさんと話すのも楽しみで、随分通ったものです。おばさんは「韓国ではみんな自分のうちで作るから、そう特別でもないんだけれど」と言うのですが、あんな美味しい味が私に作れるとは思えず、トライすることもなく今に至ります。
でも、折々思い出すのですよね。
Tさんに「あの時食べた水キムチがとにかく美味しくてね~」と話したところ、Tさんは自分でも作るというではありませんか。案外簡単に作れるし、冷麺の出汁に使うと、あまりの美味しさに、外でわざわざお金を払ってまで食べる気にならない、とまで言います。
それで、俄然やる気が出まして、今夜とうとう水キムチを仕込んでみました。常温で1日、泡が出てきたら冷蔵庫で1日。味見して、酸味の調子で食べごろを決めるといいそうです。
今回、材料入手で困ったものは「米粉」
近くのスーパーでは米粉が見当たらず、どこへ行けば手に入るやら?と思っていたら、Tさんが「白玉粉が米粉だよ」と教えてくれたのでハッとしちゃいました。その通り。
ちなみに、白玉粉はもち米粉。上新粉はうるち米粉。あんまり違いが分からないので、ひとまずもち米粉を使うことにしました。
具材は大根と人参。塩で短時間で浅漬にして、水洗い。
白玉粉と水でキムチ糊を作り、さまします。
生姜、にんにく、好みで唐辛子を刻み、浅漬と混ぜ、キムチ糊を加え、水を足し、味付けは塩。
発酵を助けるために、Tさんはラブレをほんの少し入れるそうなのですが、ラブレが見つからなかったので、食べ残して酸っぱくなった普通のキムチをちょこっと投入。
もう、今の時点で美味しくなる予感(うふふふふ
明日にでも、発酵過程を画像で投稿しますね。
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