自分以外の誰かと何かをやることは、個人商店をやっていると、サラリーマンやっているのと違って、格段に減ります。
店主が王様であり、下僕でもある、それが、ザ・個人商店の仕組み。他人の意見を容れる必要性が低めなので、誰かとコラボることは、実はとても大変です。
だから、そんな個人商店主だけ集まって、お店紹介の冊子を作ろうという企画を取りまとめるのは、結構煩雑です。付き合ってくれているデザイナーの高砂さんや虎の子屋さんは、ほんとに粘り強く対応してくれておりまして、頭がさがります。
昨年は、ここにポルトさんもいたな。
諸事情あって今年はポルトさんは抜けたのですが、
また状況が変われば、入ってくれることでしょう。
一見、意識高めなことを言う方はたくさんいるんですけど、じゃあ行動するかというと、そうでもなかったり・・・途中まで横にいたかなと思ったら、煙のように消え去る方もいれば、水を向けると逃げ去る方もいたりして、何だかみんな怖がってやってくれないのですよね「まとめ役」
かと言って、店主が得意かといえば、それは別の話。
でも、やる人がいないしなーと、3年目、3回目もまとめ役。
みんながまとめ役を嫌がるのは、自分以外の人間の都合をきいてあげることが面倒だからと思います。参加店の方が見たって痛くも痒くも無いから書きますが、遅刻する人って、大体同じ人なんですよね～（笑）繰り返される遅刻に付き合っていると、かったるくて嫌になるのは正直なところです。
この活動は、続けてこそ意味があるものだと信じているので、最低5年は続けたいと思っております。
そして、遅刻など、他人に何かしら迷惑を掛けたり、受け止めたりしながら、お互い様で関わっていくのが人生だと思いますから、終わったら「今だから言うけどさー、遅いってばー！」とネタにして笑い飛ばせばみんなで楽しめますよね。それでいいかなと思います。
店主、まとめ役というのは、持ち回りで複数の方がやると、街への経験値の蓄積が出来ると思っておりまして、だから、誰かやらないかなーと常々思っております。
例えば、環が廃業しても、代わりにポルトや虎の子屋さんが引き継げたら、人脈とノウハウが消えず残ります。もっと言えば、特定の方がやるのではなくて、完全持ち回りで、前任者がフォローしてあげたりで、必ず誰もが経験すると、それぞれの人付き合い力にプレゼン力、実施力、いろいろ成長できるはずなので、ひとりで個人商店やってても人間的な成長の機会だったりするはずなんですよね…
これ、会社員の発想かもしれませんが、
悪い発想ではないはずと確信しております。
だって、まとめ役をやったおかげで、たくさんの個人商店主と顔見知りになり、何ならお願いしたり、お問合せしたり、助けてもらったり、店主の人生は随分と賑やかで生きやすくなっておりますから。
ふ～、早く入稿終わらせて、配布開始したいものです。
そして、冊子作って良かったと思える方が増えたら
いつかまとめ役仲間が増えるでしょうか（そうなってほしいものです
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