面倒くさいを封印

思わず出てしまう「面倒くさい」を封印しよう。

 

例えば、店頭で繰り返される話題。

食洗機が使えないから漆は要らない。

食洗機で割れるようなセトモノはダメ。

売る側としては、「食洗機」基準の発言には、
ちょっと寂しさを感じております。

 

私の下手な自炊でも、好きなうつわで食べると、満足感が違うと思っております。だから、食洗機を使うために、今のお気に入りのうつわや箸を手放せるかと聞かれたら、NO。

 

 

この方、食洗機が使えなかったら、どんなに好きなうつわに出会っても、NOと言うのかな?なんて妄想。多分、その時は、~だけれども、と前置きがついて、YESになるんですよね、きっと(笑
 

つまり。食洗機は、実は言い訳の手段であり、本心はそこまで欲しくないってことで、私も「そういうことだよね」と納得はしております。

 


とは言え、やっぱり気になるのは、

食洗機ありきの主婦の時間のやりくり事情。

例えば、面倒な細かさのレース編み。

好きな趣味で、その面倒を楽しめるのなら、面倒も悪くはありませんよね。その面倒は、楽しみと同意義。

食洗機で省きたいような面倒は、楽しめないということは、どれだけ心を尽くしてやっても、自分も、自分以外も喜ばない事扱いになっているとしたら、何とも寂しいお話だなと思いました。

私にも、同じように、必要と分かっていても
面倒くさいが先にたつ事柄が多々あります。
面倒くさいは凄いネガティブな魔法の言葉で、

じゃあどうすればいいの?って考えるのと違って、

やらないことを肯定し、そこで終わらせる言葉。

それに気がついたら、せめてやらざるを得ない自分は楽しめるように、何故?どうしたらいい?と工夫を考える方向で頭を使えたらなと思いました。どうせやるなら、面倒くさいは封印する方向で。

その先に、もしかすると「楽々!家事が楽しくなる〇〇法」みたいな本を出版する日がやってくるかもしれませんね(笑)そのぐらい妙案とノウハウがたまりますように。