植木火鉢で炭火カフェ

来週23(土)に、店主の参加する文化活動「ねりまクラフトーク」の街歩きイベントの第2弾が開催されます。

昨年やった会では、呉服屋さんと和菓子屋さんにおじゃましたのですが、どちらも非常に興味深いお話が聞けたし、見せてもらったものも滅多に目にしないものばかりで、参加者一同とても楽しんだと思います。(リピート参加者が半分おりますから)

 

今回の街歩きは江古田駅南口を味わう会で、目玉は途中に訪問する畳屋さんと薪炭屋さんから聞く、江古田の話やお商売の裏話。

 

個人的にも気になる「薪炭屋」さん。
というのも、店内暖かそうでも、中であまり動かずに事務作業している店主は、いつも冷え冷え。店頭で炭火を起こして暖を取ることに憧れておりまして、これを機会に炭火生活の手ほどきを請いました。

 

特段、難しいことは無いよと言われますが、常時火が点いているのは、いまどきの暮らしでは非現実の部類。火の用心と思いつつ、怖さもあります。

 

ひとまず、自分が思っている器を持参するので、灰の量など見繕って欲しいとお願いし、火鉢代わりの焼酎のカメを見せに行ったところ「これは…う~ん…」と思わしくない表情。

聞けば、小さすぎるので不都合が多いなと思ったとか。

やっぱりメダカを飼っている火鉢を使うしかないのかな(メダカどうしよう・・・と思っていたところ、植木鉢が目に留まりました。最近、植木に自転車を倒されて、木が枯れてしまって、空いていた鉢。

炭を3つほど立て掛けて火を起こさないと、燃えないということと、炭の上がちゃんと開いていることが大事だそうで、火鉢の姿はしていないけれど、サイズ的にこの植木鉢がちょうどよさげです。

 

灰を全部入れるとお高いので、下の方は乾いた土を入れれば良いとのこと。

灰は、炭の高さ分ぐらい入れたら良いそうで、土は店内で乾燥中。

この鉢、捨てずに済んで良かったなと安堵。

 

明日から冷え込みが厳しくなるということだから、すぐにでも炭火を試したいのは山々なのですが、土が乾かないことには、灰に水分が移って感じ悪いことになるとかで我慢。

 

越前和紙の伝統工芸士・長田和也さんところは、冷える工場内で「炭火カフェ」が盛況だとか。うちの店で「炭火カフェ」が開催できるのは、多分20日過ぎかなと予想。

とても、楽しみです。