ブラックホール

知人で、人生の帰路に立っている方がいらっしゃいます。

起業をする、しないで揺れている方。

 

自分のことを思い出します。

当時、Yahooブログをやっておりまして、そこに「こんなセミナー参加した」「こんな事を考えてみた」と、一体誰に報告しているのやら、気持ちを吐露したり、忙しかったものです。

 

それが、実際に後戻り出来ないことを決めた時、例えばテナント契約をしたとか、具体的にお金や他人を巻き込んでの決定が、時間の制限と共に発生した時に、ピタリと他人への吐露が終わりました。

 

自分にとって大事なことを受け止めかねて吐露する場面が多くなるのは、状況的・心理的に分かるんだけど、吐露出来ている段階というのは、選択肢について気軽に話しているイメージ。

かつ、書き上げると、表現したすっきり感があり、せっかくの人生のよどみが希釈されて悩みの深度が浅くなっちゃった気がします。

 

ここまで考えてるよ、

こんなことも考えたよ。

他人に認めて欲しいとか、他人の評価が欲しい投稿。

 

そんな報告、要らないですよね。

私一人の人生を決めるのに、他人の上司的存在も不要ですよね。

 

それに、濃縮されてやっと生み出す答えというものが人生にはあって、濃縮の過程は結構しんどいのよ。熟考でも、熟成でも、まあ言葉使いはどうでもいいや。とにかく、耐え難い重みを背負う覚悟をする時間が必要で、その時間=重圧を感じ続けてミシミシいう感覚だったりする訳です。

 

あーもうどうでもいい!

私はこっちへ行きたい、

つか、こっちしか行けないし!

 

そんな風に吹っ切れて、そこを抜けた時、

ミシミシ感→解放感や判断や行動を

半端無く加速させると、自分の体験から思います。

 

心や頭が「どうしたらいいの?」ってミシミシいってる間

=自分の中では進むならこっちしかないって決めてる過程。

 

そういう時ほど、一人でじっくり味わうの推奨。

 

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発散って、つまりは、いつも何でもやればいいってことじゃないのよって、自分の時間の過程で気づくと深みが増してくるよと思います。

心がミシミシするような時間、ブラックホール体験。
これ、アラフィフ店主に言わせると、苦しいけど得難い体験中よ。味わい尽くせ、〇〇さん!