ねりまクラフトーク通信

店主の参加している非営利文化活動「ねりまクラフトーク」

第1回トークイベントは「蒔絵師 山口朋子さん」をお迎えし、蒔絵について、朋子さんの職人としての仕事についてなど、お話を伺ったのですが、その記録・まとめとして、「ねりまクラフトーク通信」を発行いたしました。

クラフトークのメンバー、グラフィックデザイナーの高砂航さんと
編集ライターの渡辺由美子さんの本領発揮です!

店頭で配布しておりますので、工芸品や蒔絵にご興味のある方や、「ねりまクラフトーク」にご興味のある方、どうぞお手にとってご覧いただけたらと思います。

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本日は、お店をあける前に「台北 國立故宮博物院 神品至宝」を見に、上野の東京国立博物館へ出かけました。

会場前にも関わらず、気が遠くなるような凄い行列でした。お店の開店時間を大幅に押してしまいましたが、せっかくなのでゆっくり見てきました。

 

紀元前4500年頃の品を始め、その歴史的な時間の長さを思いながら品物を見ると、今の科学的な技術や道具もなしで、この美しいものを作り出し、かつ、宝物として所蔵保管し続けた権力者や人々がいたということが凄いことだなと思います。

 

こんな風に、私達の世代が作る品物も、残っていくものがあるのだろうか?なんて、思ってみたりして。

少なくとも、日本人がいる限りは、日本の文化としての工芸は残していきたいもの。その為にも、【知ること】から初めていただきたく、そのお手伝いが「ねりまクラフトーク」のお役目かなと思っております。

工芸というと、若い方よりご年配の方の方が興味を示して下さるのですが、若い方にこそ、知っていただきたいのです。

「ねりまクラフトーク通信」は読み物として楽しめ、かつ、テーマとして取り上げている工芸や職人について知るきっかけにふさわしいリーフレット。

部数が少ないのですが、ぜひ読んでみて欲しいです。