テーブルウェア・フェスティバル2014

テーブルウェア・フェスティバルへ行って参りました。

画像は、環のお椀を塗ってくれた津軽塗・木村正人さんの塗った「津軽塗蛍盛器」。木村さんは『つがる漆スピリット』という合同会社の代表もやっており、お仲間と一緒に津軽塗のよい器を作っております。今回はその合同会社としての出品。

 

木村さんは、黒い紋紗塗が得意な方なので、ピンクは意外。話には聞いておりましたが、あんまりピンクいので、笑ってしまいました。

 

いや、きれいなんですよ。ピンクでも力がある色味で、木村さんらしい重さというか力強さがある塗りだなと思いました。


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テーブルウェア・フェスティバルに行くもう一つの目的は、大学の先輩でもある輪島キリモト/桐本さんに会って、元気をもらうこと。精力的に活動されている方で、真摯に漆の良さを、職人の技の素晴らしさや製品の良さを伝えるにはどうしたらよいのか、考えて考えて行動している大先輩です。

 

オフレコ話も織り交ぜつつ、私へヒントを示してくれました。ありがたいことです。(会うと励みになる人、私もそういう光を放つ人にいつかなりたいです)

 

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昨年開催したトークイベント「ねりまクラフトーク」の第1回目のゲスト、山口朋子さんのお師匠さん、山内泰次さんにもお会いできて良かったです。

 

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今日一番新鮮だったのが、琉球漆器の技法。


漆を過熱して飴状になったものを台に広げ冷ます。あるところまで冷めたら、輪郭を切り抜いたり表面をけがいて模様をつけたりして、シールのように貼り付けるパーツに作ります。漆だけで作ります。それを、ガラスに漆で接着。

話に熱中して撮影を忘れて来ちゃったもんで、絵を見せられず残念。

やるとなると凄く大変そうなんですね。なのに、出来上がった姿が美しく、黒なんて光の加減で虹色にも見え、何でこの発色になるのか分からず、ブースの方としばし話し込んでしまいました。漆は、やっぱり面白い素材です。

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で、後楽園に来ると、誘惑に勝てずに乗っちゃうんですよね、ジェットコースター。去年は運転していない日で残念だったので、今年はリベンジ。

 

文字にしづらい叫び声上げながら、ちょっと度胸つけてきました。