環で取り扱っている鉄瓶は「髙橋大益」さんの作。
デザイン、使い勝手、容量と、店主なりの分類から、現在は3つの鉄瓶を定番として取り扱っております。どの鉄瓶も個性的。
出会ったお客様は姿に一目惚れし、持ってみて軽さに驚き、使って楽しみ、後日店主に「買って良かった~」と感想を教えて下さいます。
店主が大益さんと出会ったのは、当時、池袋にありました全国伝統的工芸品センター。南部鉄瓶の催事をしている時に、10代目小泉仁左衛門氏のご子息と雑談している中でご紹介いただいたのが始まり。
小泉さんに、こんなことを考えてこんな風な店をやりたいと思っていると話したところ「それならこの人の作るものがいいのじゃないかと思うのでご紹介します」と引き合わせて下さいました。
雫石と東京。
資本の少ない弱小起業者、行ったり来たりも出来ませんので、メールと電話のやり取りで商品を決めて、何とか開業したのを思い出します。
大益さんの語り口やメールの文章は若々しいです。
一途な真面目さが感じられ、非常に好感度高いです。
それで、「この人は、あまり悩まず、これと決めた道をまっすぐ20年やってきた人なのだろう」と思っておりました。ところが、あるサイトに掲載された記事を読んで、大益さんもいろいろあって大きな決断をして今に至るのだと知りました。
その記事はこちら
「ニッポンのワザ.com」というサイトの「求道者たち」というコーナーのvol.021
記事の中にもちらりと書いてありますが、途中ふらふらしていたようです。若いですから、先行きも考えたら職人でいいのか悩むのは当たり前かなと思います。でも、乗り越えたからこそ、迷いの感じられない態度が出るようになったのでしょうね。
大益さんの鉄瓶、現在欠品中。
発注しても在庫してないから、すぐ来ないと知っていて、のんびり発注しているので、次回の入荷は2月上旬の予定です。
記事にも書かれておりましたが、中国からの注文も多いようです。元々ひとりの職人が作るものですから、生産量は多くないので、市場に出回る数量は本当に少ないと思っていただいていいと思います。
ご興味のある方は通販ページの商品説明をご覧になり、お問合せページからご予約いただけたらと思います。
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