日本の民族衣装と言えば「着物」「和服」ですよね。
私は、恥ずかしながら自分で着ることが出来ません。
母が美容師で着付けをやっているので、節目の正装として着物を着る機会は多々ありました。着付けだけでなく、髪型もきれいにアップしてくれて、いつもいつもきれいに飾ってくれたものです。
大学卒業時、3枚の振袖を衣替えしたという、今思えば親バカに記念日を重大視する乙女心が炸裂したバブリーなことをやったこともあります。
きっと、あの当時の母の目には、私や妹はそれはそれは美しい娘にしか見えてなかったのでしょう。親ばかと一言で片付けるのは他人様には簡単でしょうが、子の私としては、強い親の愛を感じるエピソードです。ありがとう、お母さん。
実家の母と離れて暮らす社会人生活が長くなると、和服を着る機会も減り、洋服で過ごす不都合もないので、ますます着物から遠ざかっておりました。
この店を始めるにあたり日本の歴史風俗、文化に改めて興味を持って情報収集するうちに、やはり着物は素晴らしい文化だなと思ってはいたのです。
でも、まだ着付けを習って日常生活に着物を取り入れる覚悟が無かったのが正直なところ。
店のユニフォームに着物風のデザインが個性的な『SOU・SOU』を着て一年、本物の着物を着てみたいという意識が強くなってきました。
そんなある日、留学経験があるお客様からこんな話を聞いたのです。『留学中、何かあるとキモノ着て見せてくれと言われ
一人じゃ着れないといえば「民族衣装なのに着れないの?」と
驚かれるのがひどく恥ずかしかったものです』
もっともなお話だな~と思い、
着物を着れないことが気に掛かっておりました。
そんな折、ラッキーにも3/7と3/21に「区の着付け教室開催」の記事を見つけ、飛びついて電話予約。1回だけでは形よく着られるところまでいけないような気がするので、2日とも参加することにしました。
練習して、春から店に着物で出られるようになりたいなと野望を抱き始めております。正装の民族衣装を着こなす日本人への第一歩。
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着物を売りたい方と買いたい方の仲介をしていると、売りたい方は意外といらっしゃるものです。この方達の着物を学校の備品にして、大学での選択講座でいいから、正装を自分で着付ける講座を取り入れたらいいのにな~と思ったりして。
今はひとりでパワーが無いですが、そういう働きかけも、将来的にはしてみたいと思いました。こちらは長期計画での実行項目にメモしておこうと思います。
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まぁぶる (火曜日, 26 2月 2013 10:50)
練習用にどうぞ!みたいな帯ときもののセットを販売してはどうでしょうか。
実際、自分が学生時代に着付けの練習をしていた際、実家のきものはちょっとした練習には貸してもらえず、かといって今ほど身近に練習用の着物を売っているお店がなかったので、ふと思いました。
佐藤多喜子 (火曜日, 26 2月 2013 12:10)
>まぁぶる様
コメントありがとうございます!
環のサービスに着物を売りたい方と買いたい方を無料で仲介する「着物の架け橋サービス」がその機能を担うと思います。
既に「この帯は正装には向かないけれど練習用にはもってこい」という品物の持ち込みや、「絹は汚すと心配だけどウールだから扱いしやすいわよ」というお品物も出品されております。
一揃えで出品される方もいらっしゃいますから、セットで購入できるものも今後増えると思われます。
このサービスの存在を、出来るだけ広めていけたらなと思っております。