頼んだ料理を撮影しようと思っていたのに、気がつけばテーブルに来るなり箸をつけ、カメラを思い出したのは完食後。ああ、ブロガー失格。
私は食べるのが大好きですから、「待て」が出来ない~~!
ほぼ、画像撮影が間に合わず、後で気がつくパターンです。
おけ以は後輩のお父様のお店。
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13000410/
それを知ってから10年近く経っているかと思います。知った頃は海外出張が頻繁な頃で、日本にいる短い日数は体を休めたくて出掛ける気力が無かったし、その内転職して少し不便な土地に住むと、これまた行きにくくなり、行こうという気があっても実現せず現在に至っておりました。
1954年(昭和29年)創業、もう半生記続いているお店です。
タンメンと餃子が有名で、焼きそばとチャーハンも捨て難いということで、迷いに迷って、初回なので基本のタンメン餃子を頼みました。
化学調味料を使ったり、濃厚という表現でドロッとこってりしたとんこつに慣れた方には、あっさりし過ぎて旨さが分からないかもしれません。そのくらいあっさり。
でも、私にはとっても旨い味でした!優しい旨さ!
体が弱っている時にも、おけ以のタンメンは食べられそうな味わいです。思い出したように食べに行きたくなるのも分かるような気がしました。
オーナーのお母様が満州で覚えた家庭の味、という触れ込みですが、確かに私の知人の中国人の家庭料理も、こんな風に飽きのこないあっさりした味付けでした。
(中国人は脂っこい食事を食べている訳でもないのです。中国人も日本人も、味覚は繊細だし多様です。それは間違い無い。)
具は白菜にもやしに豚の細切れだけで、全体的に色が無いからインパクトはありませんが、それでも『美味しそう!』と感じる香りやビジュアルです。そして、食べてみたらしっかりお腹いっぱいになりました。
タンメン餃子で¥1230だったかな。
また、飯田橋に行くことがあれば食べに行きたいなと思いました。
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