旅の記録

仕入れとリサーチ兼ねての旅。
今回の行き先は会津~山形~仙台でした。

 

なんと、一枚も画像を撮っていないことに
帰ってから気が付きました。ブロガー失格。

自分の目で見て感じることを大切にしているので、いちいちカメラを出して撮影するのは私には向かないのです。そして、楽しかったから、わざわざ撮影しなくてはという努力が出来なかったのだと思います。

一番の目的の会津漆器は蒔絵師ご本人に会って話も出来たので満足の結果。お取引を承諾してもらえたので近々店頭にお目見えするかと思います。


会津は小さいけれど落ち着きがあっていい街です。
歩きで十分堪能できると思います。私は会津初心者だったので、七日町を中心に見て歩きました。

山田民芸工房で起き上がり小法師を見ては和み、会津凧の竹藤民芸店ではおじさんが手描きする横で絵柄の解説を伺い、会津木綿の織元さんで会津木綿を使った小物を見せてもらい、観光客気分満喫。すっかり慰安旅行(笑

 

会津で出会った方に車を出して頂いて、三島町生活工芸館まで足をのばし、山ぶどう・あけび・竹・ヒロロなどの手編みの籠やざる、バッグなどを見ることも出来ました。

ヒロロのバッグは美智子様や雅子様もお買い求めになったことがあるそうで、なるほど緻密さがあって美しい仕上がり。私も店にいくつか仕入れたいなと思ったのですが、作り手が高齢者揃いで量産も出来ないので、町での直販や催事での直販以外は受付けていないとか。

この作り手がいなくなったら無くなるのかなと思うと、

寂しさを感じました。

 

この寂しさ、山形と仙台でも何度か感じる羽目に。いいモノは見つかっても、仕入れに結び付けられず、店としては残念な結果だったのですが、それを見たり知れたことが、私の収穫。

そのうち、店頭に少しずつですが、トウホグで見つけたいいモノが並ぶ予定です。お楽しみに。