新米の季節

私の『心の友』が夫婦で農家を始めると東京から地方へ引っ越して4年かな?紆余曲折あって長野経由で山梨に落ち着き2年目。


まずは住処を整えながら、農機具や作業環境の整備。そうしているうちに季節は否応なくめぐり、作物の種まきがやって来て、目が出たら収穫まではノンストップの肉体労働の日々。

 

このお米は、2年目に休耕水田を土づくりから始めて収穫したお米。休耕地は土がお世話不足でダメになっているので、ちゃんと美味しい作物が収穫出来るようにするのがまず大変なのだそうです。そんな前提条件なのに、ふたりでやり遂げて、高グレードの品質のお米を収穫できたからと少し送ってくれました。

 

まあ、食べたら分かるでしょ?という気持ちなのでしょうか、あまりウンチク説明もなく送られてきたお米。炊いたらなるほど良い米です。

 

香りはあっさりした米の香り。粘りのある米で、モチモチしております。甘みも上品です。そしてこの色。私のこれまでの経験ですが、鮮度のいい上等なお米は「白米」と言いますが白く炊きあがりません。どことなく青いというか灰色がかったような白なんです。このお米も、まさにそんな色合いでした。

 

画像、当店で扱っている中川周士作のお櫃です。これに入れて店に出て、夜帰宅して冷ご飯に対面。すると米の表面がピッカピカのツヤッツヤ!モチモチ感倍増で、本当に美味しいお米は冷めた時に美味しいといいますが、これは最高に美味しいお米でした。

 

友人夫婦に、お疲れ!そして凄い米作ったね!ふたりの頑張りがここに全部現れているよと、讃えたくなりました。

 

11月に、印伝を見に山梨へ出掛ける予定なので、その時思いっきり褒め殺しちゃおうと思います(笑

 

頑張った結果が、こんな風に花開くってのは、私に勇気をくれます。私もまだまだ経営が軌道に乗らずドキドキな毎日ですから、後に続くぞ!という思いを強くしたり、為せば成るのだと確信したり。

 

感動をありがとう!

お米、じっくり味わって、元気もらいます!

 

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ちなみに、この感動的な美味しさの

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