定休日の過ごし方2

お腹いっぱいになったら、東長崎にある小鹿田焼き専門店「sonomono」ソノモノさんへ。お客様から、私の参考になる素敵なお店があるから、ぜひ会いに行ってご覧と紹介されたお店です。

 

9/29(土)まで1周年記念中。清々しいお店でした。

 

小鹿田焼きは、陶器の産地でも独特なイメージを持っております。工業化されていないとか、作風が延々と昔から変わっていないとか、世の中の流れからするとタイムスリップというキーワードがくっついてきそうなイメージ。日常の雑器として気軽に使える器で、わび・さびがどうのと理屈っぽさがないし、渋すぎず、温かみがあってどこか洗練されていてこなれた印象。そんな器がたくさんあるお店です。

 

私は雑貨をお店に置いておりますが、本来メインにしたいのは漆器を始めとする伝統工芸品です。

 

オーダーメイドを、デザイナーの私が取次ぎ役をすることで、使い手と作り手の間の思いをつなぎ、それぞれの思惑をすり合わせるお手伝いをして、物理的距離感を感じること無く「私専用」を作る楽しみを届け、使う楽しみを共有したいのです。

 

私も、11月には1周年を迎える予定ですが、最近日々のあれこれに紛れて自分の軸がぶれてやしないか?と店内を見つめながら感じていたところでした。

 

sonomonoさんの小鹿田焼き一筋のお店を見て、迷いを捨てられたように思います。