大学の先輩男性がFacebookに投稿していたのですが、日焼けしたくない一心でバイザーかぶったり長袖着たり、意図は分かるもののオシャレ感が全く無いと書いていました。
私も、この件に関しては同感。
防御に熱心すぎて、普段が『特撮コスプレ』みたいにガチガチな方を見ると、きれいを維持したくて美白を目指しているのに、外出時間の大半は普段生活の時間はショッカーの隊員みたいな格好しているのを見ると、心持ち、本末転倒な気がするのです。
(あ、でも家にいれば美しい姿なのだから、愛する夫と子どもが「きれいだ」と思ってくれるなら、それはそれで目標達成でOKですね。)
そんな雑談を60代の女性としておりました。そのお客様は、腕にシミがぽつぽつ出ているのを見ながら「TVで見たんだけど、シミは30年後に出て来るそうなの。私も振り返ると、確かに30年前は仕事に一生懸命で、日焼け止めなんて考えている暇も無かったから、今頃シミが出て来ているんだと思うのよね。」と言います。
「でも、これは自分が一生懸命仕事を頑張った証拠だから、恥ずかしくないのよ。夫と一緒に頑張った証拠だもの。今はもう引退してしまったけど、これは頑張った『勲章』だもの。」
何だか、感動しちゃいました。
この方は母と同じ世代なので、『一生懸命働く』感じが思い浮かびます。今よりずっとローテクな活動が多かったはずですし、女性だけれど男性と同じように屋外でも活動していたということは、ハードな働きっぷりだったと思われます。
それが『勲章』と評価・自慢出来るということは、誇りの現れじゃないでしょうか。
旦那様への信頼や愛、子どもを守り育てた自信もあるでしょうし、自立した経済活動をしてきた社会人としての自信も感じられます。
私は、サラリーマン時代より今の方が太陽を浴びる時間が長くなりました。30年後、シミがたくさん出るかもしれませんね。その時に、「でも、これは頑張った『証拠』だらか、恥ずかしくはないのよ」と言えるような自分でありたいです。
勲章。いい例えだなと思いました。
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