長くて残念なお話

いま、店にはキレイな音を楽しんでいただこうと思い、「小泉製作所」からカウンターベルやおりんをお借りして展示しております。

小泉製作所さんは、7/5放映の「和風総本家」というTV番組でも紹介されておりましたが、ガウディが設計したグエル別邸の竜の門にある鐘を作った会社です。

http://youtu.be/Qh2H3vrLNJI

（14分辺りから小泉製作所のパートになります）

この話は、偶然が積み重なったお話だなと思います。

小泉社長がガウディ建築にひかれ、スペインへ行きグエル邸へ足を運んだ時に、たまたま現地の管理を担当していたカタルーニャ工科大学建築学部の教授と会って話し、日本富山高岡銅器の素晴らしさを知っていた教授は鐘の作り直しを相談。それを小泉社長が引き受け、熟練した職人さん達みなさんで製作。

番組では、「とても余韻のあるいい音」と件の教授も音色に酔いしれておりました。いやいや、私には分かります。本当にいい音なんです、小泉製作所のおりん。うちで扱っている「はなのりん」だって音を鳴らした方は大概感動されますから。

ところで、このお借りしている商品は背の高さがみんな低いので、せっかく並べても空間的にメリハリがなくて残念なビジュアル。それで、少し縦長なグリーンでも配置してみようと商店街の花屋さん「花保」さんで万年竹とそれに似合う切花を見繕ってもらいました。

それがこちら。

万年竹にオランダセダム（ベンケイソウ）に山シダを合わせた緑が涼やかな生花が完成。

これをあそこに飾ったら、おりんの金銀と緑とプロポーションが相まって、素敵ディスプレイ完成～♪と自己満足ウフフで飾り棚へ持って行ったら、何と！高さがあり過ぎて棚に納まらないじゃありませんか！

残念なお話。。。

気を取り直して、明日、今度は青い色の切花を探して来ようかなと思います。

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小泉製作所さんから借りているおりんの音色を楽しみに
ぜひお立ち寄り下さい！