チラシや店先の看板を見て、ぽつりぽつりと『高田耕造商店』の体を洗うたわしを見に来る方が増えて来ております。予約も何件か承っております。ありがとうございます!
このたわし、体験型商品といいますか、見た目はただのたわしなので正直置いておくだけだとスルーされます。値段がどうのではなく、うちの店に来るお客様はひと様へのお返しや贈り物を探しに来ている方の比率が高めなので、たわしはアイテムとして不適当なのかスルーされがちなのです。
でも、サンプルに触れてもらいながら、私が高田耕造商店さんから伺った『昔ながらのたわしの材料と作り方』をご説明すると、みなさん興味を持って下さいます。
先日、訪問介護のお仕事をされているお客様と雑談した時に「利用者さんの浴室には結構な確率でたわしが"体を洗う用”で置いてあるんですよ。ちょっと意外じゃあっりませんか?」というお話を聞きました。
確かに、うちの店でたわしを触りに来店される方は、50代後半~60代が多いかもしれません。予約を入れて下さっている方は80代女性ですから、お姉さま方にたわしは人気のアイテムのようです。
自宅では、サンプルにいただいた中国棕櫚の亀の子たわしを台所で使っております。棕櫚(しゅろ)のたわしは柔らかさがあるのに腰がしっかりしていて、洗っている手の感触がとてもいいです!スーパーや100均のパームたわしは硬すぎて毛の密度がいまいちだから、棕櫚たわしを使ったら戻れない感じがします。
不思議なんですが、洗剤なしでも大概の油汚れが落ちるんですよ!
自分用の体を洗う用に国産棕櫚短柄たわしを発注済み。手元に来るのが楽しみです。
(追記)
スポンジは面で洗います。油汚れをバターナイフで伸ばす感じ。だから洗剤が必要になります。たわしは棕櫚が接するたくさんの点で洗います。歯ブラシがデコボコした歯の汚れを掻き取るイメージ。だから洗剤がなしでも油汚れが落ちるそうです。でも、多すぎる油は落としきれないから洗剤も必要になります。昔の和食は油分が少なかったからたわしだけで十分落とせたと思われます。
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ぱる子 (木曜日, 19 7月 2012 23:43)
すみません、暑さで脳がとろけていてタワシを「わたし」と空目してしまいます。たとえば「うちの店でわたしを触りに来店される方は…」。失礼いたしました。
店主 (金曜日, 20 7月 2012 01:09)
そういう読みまつがいはよくやるので分かります。たまに「うわ、実は一文字しか合ってないやん!」というような間違い方をしている時がありまして、そういう時に「いま知能指数のテスト受けたら、かなりヤバイよね」と思う…
ちなみに、私に触りたいと言った方は今のところいらっしゃいません。たわしはたわしってことで、「わたし」にはならないみたいです。ブヒ。
jubilee quattro (土曜日, 28 7月 2012 12:57)
こんにちは~
うちのお店でも シュロのタワシを扱っていますし
私も使っています。
環さんの 追記に書いてある通りです!
本当に洗剤無しで 油汚れがよく落ちますね。
それに タワシもベタつかないですし・・・
タワシは 良いですね。欠かせません。
私も 次は 体を洗うたわしにトライしたいです。
店主 (土曜日, 28 7月 2012 16:15)
クワトロさんこんにちは~
私も、体を洗うたわしを発注しているところです。職人さんにオーダーすると、硬さもいくらか調整してくれますので自分好みのたわしが手に入ります。
ぜひ、クワトロさんのお店でも、高田耕造商店に体を洗う専用たわしを頼んでみて下さい。