太くて短いアレの影響

お店の開店と同時に、先日取材を受けたテレ朝系CSチャンネル番組『やじくぼ散歩』を見ました、と電話がありました。番組中で話題になった商品を購入したいとおっしゃるのです。

 

このお電話で少しお話をお伺いしているうちに、いつか店に行きたいと思っていますと言われまして、ちょっとびっくりしました。

 

 

凄いですね、テレビの効果。

(とか言って、この1件だけなのですけどね。)

 

この電話の後に、一応他にもお問合せが来た時のためにと、メーカーさんに在庫のお問合せをしたところ、うちの店で扱っている商品は品切れ状態で、次の入荷予定が不明とのこと。

 

つまり…「メディアデビュー景気」はやってこないことが決定です。お問合せが来たところでお断りするしか無いなんて残念ですが、いたし方ありません。あははは…

 

最近あることがきっかけで、私の店の商品は、生産量が非常に少いものがいくつもあることが分かりました。

 

工芸士さんがおひとりで手作りしているお櫃に漆器、鉄瓶はもちろんなのですが、いわゆる工業製品である陶器や紙製品でさえ、メーカーさんのラインナップ中で一番手間と時間がかかる商品を取り揃えている傾向が強いのです。

 

追加発注を入れても、中々次のロットが上がって来ないために納品待ちが続いている商品も中にはあります。

 

誤解なきように加えると、これは稀少性アピールではありませんよ。だって私はそんなつもりもなく品切れさせちゃっているのですから、仕入れ能力が低いということで、お恥ずかしい話なんです。

 

ババン!と大量仕入れしてみたいのは山々なのですが、予算が潤沢ではないのと、何分スペースが10坪しかないのでたくさん納品されても在庫する場所が無いので、やはりちまちまと少しずつ仕入れるしかないのです。

 

『次は無いかもしれないぞの法則』が働くお店と認識していただいて、その場で即決していただくとよろしいかと思います(笑)