先日お店を早仕舞して出掛けた『トリオ・ラ・プラージュ』の演奏会はとても楽しかったです。
『トリオ・ラ・プラージュ』はピアノ/渚 智佳さん、ヴァイオリン/田口 美里さん、クラリネット/近藤千花子さんの3人で構成されており、結成10周年を迎えるとか。10年も続けるということは、言葉で言うほど簡単ではありませんから、凄いことだと思います。
ところで、私は津軽民謡には馴染みがあるのですが、クラッシックはあまり接点がない生活だったので、聞き方が分かりません。その分、素直に耳に聞こえる音を楽しめばいいやと出掛けました。
生の楽器の音は、迫力があるし、体が振動します。音が多くて考えていられなくなり、音にのって体が勝手に揺れてしまう。楽しんでました、ノリノリで楽しんでおりました。音を追いかけるだけの状態というのは頭が空っぽになり、ある種快感でした。
レクチャーコンサートという形式は初めてでしたが、文字だけでは分からないような楽器や音の出し方の豆知識が聞いていて楽しかったです。ただ音楽を生真面目に鑑賞するよりも、演奏されている3人の表情が見えて、こちらもリラックスして聞けました。
===
翌日になって思いついたのが、最近の私は言葉(理屈)で一杯だったのかなということ。屈託なく過ごしている時は、ある流れに乗っている感覚があるのですが、それは理屈抜きの状態なのです。バランスが、理屈側に傾いていたのかなと思いました。
体で感じる、やはり今年の私のテーマのようです。
コメントをお書きください