書き散らすような文章は、苦もなく思いつく方ですが、今月は何を書こうかと思い悩むことが多かったと思います。
こういう時は、アウトプットするよりもインプットする時期がやってきたのだなと思うようにしています。何も思いつかない=空白と思わず、『余白が出来たところに新しい何かを入れ込んでみよう』と思うのです。
発想のもとは、Aがダメならもういいや、あっさり方向転換してBをやってみよう、という子どもの遊びの気楽さです。無理してAをしようとするのはストレスの元だから、チャレンジしたいなら頑張ればいいですが、そうでもないなら執着しても仕方ありません。
こいういう『何となく停滞感』がある時は、興味があるものが分からず、何を探し求めているのかはっきりしません。そもそも、明確に分かっている時は直線的にその興味を追いますから停滞している感覚もないものです。
私の場合は、このもやもやとしたものをうまく表現してくれる他人や、他人の表現の中に自分を見つける方向でまずは図書館でたくさん本を借りて乱読します。美術館にも足を運びます。街へ出て通る人々を何となく観察したりします。友人と食事に出掛けて酔っ払ってみたりもします。
自分の中に見つからないものは、自分以外のどこかにあるんじゃなかろうかと思うのです。
ということで、本日は17:00閉店で、ちょっと大泉学園まで音楽鑑賞に出掛けようと思います。お客様でもあるピアニスト「渚 智佳」さんがトリオ・アンサンブルでレクチャー・コンサートという演奏会に出演されるので、ちょっと音で心を満たしてこようと思います。
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emi (金曜日, 01 6月 2012 09:01)
なるほどとういう訳だったのですね。
昨日江古田に演奏会で行って、お店に顔を出そうと思ったら閉まっていた理由がわかりました。
お互いに音楽で素敵なひとときを過ごしていた訳ですね。
また今度、そのお話も聞かせてくださいね。
店主 (金曜日, 01 6月 2012 16:38)
>emiさま
あらら、タイミングが悪かったですね。私も久し振りにemiさんにお会いしたかったです。
コンサートは2時間あっという間に過ぎ去り、久し振りに聞いていて自然に体が揺れるような楽しい気分を味わいました!素敵な音楽は気分が高揚しますね!